医者になる理由・・・実際に成功する人は?

お子さんを医者にするために役立つ情報

どんな理由で医者を目指す子が、成功するのか?

執筆者:熊野貴文(幼児教室ひまわり塾長)

最終更新日 2022年10月02日

医者を目指す理由

私のところには、「子供が医者になりたいと言っている」という保護者の方が、数多く相談してこられます。自分が灘中学に合格し、実際に医者になった経験をもとにアドバイスをしていくのですが・・・その時に、私が最初に聞くことがあります。
それは、「お子さんは、なぜ医者になりたいのですか?」ということ。つまり、「医者になる理由」についてです。

なぜなら、「子供がなぜ医者になりたいのか?」を聞くことで、その子の本気度合いが分かるからです。(「親の本気度合い」ではないです。)


そこで考えていただきたいのですが、なぜあなたは子供さんを医者にしたいのでしょうか?

・安定している職業である
・収入が高い
・周囲から尊敬される
・人の役に立つ仕事
・とりあえず資格があれば将来が安泰

などの理由を思いつく方が多いかと思います。

しかし、これらの理由をお子さんに話して、「○○○だから医者になりなさい」と言っても、
お子さんは医者になりたいと思いません。
と言いますか・・・このような中途半端な理由では、実は医者になるための厳しい勉強に耐えられません。


それではどんな理由で医者を目指す子が、実際に医者になることができるのでしょうか?


こんな強い理由があれば、医者になれる!

私が医学部に通っていたとき、そして医者になってから・・・
100人以上と「なぜ医者になったのか?」という話をしました。
医者という仕事は特殊な仕事なので、こういう話題になりやすいのです。
ですから、「実際に医者になった人が、どういう理由で医者になったのか?」ということについては、自信を持って答えることができます。

正確にいうと、今からお話しする動機でしか、「医者になるためのつらい勉強に耐えられない」ということです。


本当に医者になれる子・・・彼らが医者になる理由は、次の2つの両方があることです。
(片方ではありません。)

1、医者という仕事に対する憧れ
2、親に認められたい、親を喜ばせてあげたい


という2つの理由の両方があるとき、それは強いエネルギーとなり、つらい勉強を勝ち抜くことができます。
これらを順番に見ていきましょう。


1、医者という仕事に対する憧れ
医者という特殊な仕事・・・この仕事についてカッコいいと思ったとき、子供は自分が医者として働いているシーンを想像します。
医者として働いているシーンを想像することは、具体的なイメージとして、心の深い部分である潜在意識にまで浸透していきます。
やがては、その憧れがエネルギーとなり、子供の心を強く動かします。

小さなときからお子さんに医者の世界をイメージさせることは大きな効果が期待出来ます。
医者になったら毎日どんなふうに働くのか、患者さんからどんな言葉をかけてもらえるのか、人を救った時の大きな喜びなどを疑似体験させてあげることで、どんどん夢がふくらんでいくことでしょう。


2、親に認められたい、親を喜ばせてあげたい
医者になるまでの道のりは険しく、途中で何度も挫折しそうになります。
「自分には無理なんじゃないかな?」と思い、投げ出したくなる時もあります。
そこで必要なのが、お父さん、お母さんの支えなのです。
子供は親に認められたいから本気で勉強します。
「○○○ちゃん、偉かったね」と言ってほしいから、親を喜ばせたい純粋な気持ちで、
自分の能力を信じ、勉強します。



お子さんを医者にしたいと思ったなら、この2つの「医者になる理由」について意識して見てください。子供が医者になるために必要なエネルギーを、親が与えてあげることで、夢が大きく近づいてくることでしょう。

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