中学受験の弊害やデメリットについて

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中学受験は意味ないのか?中学受験に潜む弊害とデメリット

執筆者:熊野貴文(幼児教室ひまわり塾長)

最終更新日 2021年07月27日

中学受験の弊害やデメリットにについて、実際に中学受験で灘中学に合格し、大阪大学医学部に現役合格した私の考えをお伝えしたいと思います。

中学受験が子供の人生にどのような意味があるのか?
中学受験弊害1

私の教室に通って下さっている方は「子供を医者にしたい」という方が大半ですから、当然ハイレベルな目標を目指すための指導内容になっています。
私が実際に灘中学や大阪大学医学部に合格してきた経験からお話していますので、特に中学受験についての内容は、とても過激な内容をお伝えしています。

そのため、なかには中学受験に対して少し怖くなる方もおられます。

「中学受験のような競争が激しい世界に子供を入れても潰れてしまわないですか?」
「小さな頃から詰め込んで教育する意味はありますか?自由は奪われませんか?」
「そもそも中学受験をさせるのが子供の教育にプラスなのでしょうか?デメリットは無いのでしょうか?」

こんなご質問がたくさん寄せられています。

そこで、このコーナーでは、「中学受験が子供の人生にとってどういう意味があるのか」ということについて、お話していきたいと思います。


ちなみに私は中学受験をすることで成功してきましたので、“中学受験賛成派”になります。
だからできる限り偏らない広い視点で中学受験のメリット、デメリットについて評価しながら、記事を書きたいと思っています。

それでは始めていきましょう。


「詰め込み教育に反対です!」→それは本当に中学受験の弊害と言えるのか?
中学受験弊害2

中学受験に対して否定的な方は、こんな考え方をお持ちです。

こういう意見が多いと思います。

ただ、お気持ちはよく分かりますが、それは勉強というものに対して少し偏った認識をされています。

つまり、「勉強ばかりをさせていると、偏った人間になってしまう」という考え方自体がある意味偏見だということです。

この背景にあるのは、私たちが学生時代のころにいた「真面目なガリ勉」の姿です。

勉強がやたらできるのに、人間としては全然面白くない。
普段の生活の大半を勉強に費やし、

・外遊びの世界
・男女の恋愛の世界
・友達どうしの遊びや趣味

こんな青春の楽しみを捨て去って、勉強に生きている生徒ですね。
 
そして社会に出たら、堅物なので機転もきかず、周囲とも合わず、会社でも嫌われてしまっている。

こういう姿が頭にあるので、勉強ばかりをさせるのが怖くなってしまう方も多いでしょう。


でも、これはごく一部の生徒です。
こういう偏った生徒はとても印象に残りやすいので、覚えてしまっているんですね。
おそらく学年のなかに、数人しかいなかったと思います。

また、勉強をしたからといってそれが偏っているわけではないです。
勉強の世界のなかでは、

・考えないと解けない問題
・状況判断を必要とする状況
・どうやって効率よく学習を進めるか
・体調管理とペース配分
・苦手教科とどう向き合うか

このような頭を使わないといけない課題がたくさんあるんですね。
紙の上で行われるので、偏った世界のように見えますが実際はバランスのとれた訓練です。
ある意味社会に出てからの訓練とも、言えると思いますね。

ですから、中学受験に向けて、勉強を多くさせること自体で偏った子に育つわけではありません。

それでは何が最大の問題になるのか。
中学受験の際におこる本当の弊害やデメリットについて、お伝えしていきましょう。


中学受験の最大の弊害、デメリット
中学受験弊害3

私は自分の塾の同級生たちを含め、中学受験を経験した生徒を数百人見てきました。
途中でフェードアウトして、受験戦争を去る子も多かったです。

また、中学受験に合格したものの、その後に問題が起こった生徒もたくさん見てきました。

そんな経験からお伝えします。

中学受験のなかで起こる最大の弊害は大きく分けて2つあると思います。
これはとても深刻な問題ですから、しっかり抑えておいてください。


1つめの弊害は、「親が厳しく叱りつけすぎると、自信のない子供になってしまう」という問題です。

中学受験弊害4

中学受験の世界は競争社会ですから、親御さんもとても感情的になり、必死にのめりこんでしまいます。

ですから、子供の成績が思ったように上がらなかった場合には、子供に叱ってしまうことがあります。

ケアレスミスを叱ったり、勉強量が少ないと叱ったり、やる気が無さすぎると叱ったり・・・など。なかにはちょっと理不尽なことも言ってしまうこともあります。

でも、小学生の小さな子供は、まだまだ「親が全て」なんです。
だからどんなに理不尽に叱られたとしても、親の期待に応えようと、全力で頑張るんですね。

親に誉められたい一心で、力を振り絞るんです。

でも、頑張っても成績が上がらず、それでも親に叱られたとしたら・・・。
ついには、子供の小さな心が折れてしまうことになります。

「僕はダメな子なんだ」と思い、自信がなくなってしまうんです。
自信がないので、自主性もなくなり、流されやすい子になっていきます。

この問題を防ぐためには、常に子供の立場にたって考えてあげることが必要になります。

「頑張ったのに叱られてしまった」

という状況を作り出さないように、子供を観察してください。

また、これはお子さんを東大理Ⅲに首席で合格させた私たちの教室の上田先生がよく言っていますが、お子さんの理解が悪いことについても叱らないようにしてください。

理解が早い、理解が悪いというのは、お子さんの今の状態なのでどうしようもありません。
そして、お子さんが怠けているわけでもありません。

ですから、そこを叱ったところで、お子さんの自己肯定感を下げてしまうだけだと言えます。

それなら、「どう説明すれば、きちんと理解できるのか?伝わるのか?」を考えることに力を使ったほうがよほど生産的だといえます。

このあたりは、とてもデリケートな部分なので注意が必要だと言えるでしょう。


2つめの弊害は、「中学受験で燃え尽きてしまい、勉強が嫌になってしまう」という問題です。

中学受験弊害5

実際、私の同級生のなかにも灘中学に合格した瞬間に勉強をやめた子もいましたので、これは注意が必要なんです。
中学受験はとても過酷な世界ですから死ぬ気で勉強しないといけません。
ですから、勉強の全てのエネルギーを使い果たしてしまう場合があります。

この問題を防ぐために必要なのは、「なぜ勉強するのかを、子供に正しい言葉で伝えていく」ということになります。

中学受験に合格することだけが最大の目的だと伝えていたとしたら、そこで子供が燃え尽きてしまい勉強をやめても仕方がありません。


以上、中学受験の2つの弊害、デメリットについてお伝えいたしました。

これらは実際に私が過去に見てきた大きな問題です。

最初の部分でお話しした、「勉強しかできない偏った人間になってしまうのではないか」ということよりも、はるかに大きな問題だと言えます。

これから中学受験を目指される際には、その対策とともに、ぜひ心に留めておいてください。


中学受験のデメリットを理解しながらメリットを活かす方法

こちらのページでは中学受験の本当の弊害について、あまり知られていない部分をご紹介させていただきました。
これから中学受験を考えておられる方は、お子さんの将来の教育のために参考にしてみてください。

このような中学受験のデメリットを事前にしっておくことはとても重要です。

ページの冒頭でもお伝えしましたとおり、私は“中学受験賛成派”です。
中学受験のデメリットを事前に理解しながら、メリットを活かす方向に取り組んでいくのが良いでしょう。

そのために、具体的にどのようなことをすれば良いのか?

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