子どもが言うことを聞いてくれない時の対処法

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子どもが言うことを聞いてくれない時の対処法

執筆者:熊野貴文(幼児教室ひまわり塾長)

最終更新日 2021年12月01日

子どもがなかなか言うことを聞いてくれない時の対処法について、これまでに1万人以上の保護者を指導してきた私と、お子さんを東大理Ⅲ首席合格へと導いた当教室の上田先生の教育をもとにご紹介いたします。

幼児教室ひまわり上田尚子先生のプロフィール

言うこと聞く1

「子どもがなかなか言うことを聞いてくれない。(動いてくれない)」
ということで悩まれる親御さんも多いと思います。

・外出の準備をしてくれない
・片付けをしてくれない
・勉強をしてくれない

など、親御さんがきちんと伝えているのに、そのとおりに動いてくれない…

このような状態が続くと、親御さんのストレスも溜まっていき、
結果、「いつまでダラダラしてるの!はやくしなさい!」と怒ってしまいます。

もちろん親御さんも、「怒ってはいけない」と頭ではわかっています。

でも、何度伝えてもお子さまが動いてくれないから、気持ちが爆発してしまうんですよね。
そのお気持ちは、とても良くわかります。

そこで今回はは、
「子どもがなかなか言うことを聞いてくれない時、親はどうすれば良いのか?」
という部分について、具体的な解決策をお伝えします。

「当たり前」という認識から始める
言うこと聞く2

まず最初にお伝えしたいことは、
「そもそも子どもは親の言うことを聞かない(動いてくれない)」
と認識することです。

幼児教室ひまわりが主催するオンラインの勉強会で、次のようなやり取りがよくあります。

ご相談者:

「上田先生のお子さまは言うことを聞かれていたと思うのですが、どういう声がけをしていたのですか?」

上田先生の返答:

「いえいえ!うちの子も聞いてくれないことばっかりでしたよ。
 でも小さな子どもってそんなもんじゃないですか?」

上田先生の3人のお子さまは、

・ご長男が東大理Ⅲ首席合格
・次男さんは京大医学部合格
・三男さんは東大理Ⅲ合格

という素晴らしい実績です。

この実績を見ると、
「お子さまたちは親の言うことを素直に聞いて、勉強をしっかりしていたのでしょう。」
と想像されるかもしれません。

ですが実際は、上田先生も子育て当時、
「わが子がなかなか言うことを聞いてくれない」という状態もあったのです。

でも、上田先生はそこで、ストレスを溜め込まず、
お子さまに感情的に当たったりすることは少なかったそうです。

それはなぜかと言いますと、
「そもそも子どもは親の言うことを聞かない」
という認識を持っていたからです。

「当たり前」と思っているから、必要以上にイライラしないで、
そこから、

「では、どう伝えれば動いてくれるかな?」
「今、わが子はどんな状態なのかな?」

と、前向きに考えることができるのです。

なかなか動いてくれないわが子を見ると、

「“わが子は”なんで、動いてくれないのか?」
「“優秀な子ども”は、きっと動いているのだろう」

と思われている方が多いのですが、そんなことはありませんので、ご安心ください。

あなたのお子さまだけではありません。
優秀なお子さまであっても、小さい頃はなかなか動かないものです。

ですのでまずは、
「そもそも子どもは親の言うことを聞かない」という認識を持っておきましょう。

その方が、お子さまの現状を良い意味で“楽に”受け止めることができると思います。

子どもが動くための3つのスイッチ

「そもそも子どもは、親の言うことを聞かない」
という認識のもと、では、どうすれば動いてくれるのか?
ということを前向きに考えていきましょう。

このような状況の中でも、子どもが動くためのスイッチは必ずあります。
それは、どの部分にあるのか?

次の3つが考えられます。

1.やるべき行動を具体的に伝える
2.開始の部分をサポートしてあげる
3.事前に思い出させる声がけをする

一つずつ解説しますね。

1.やるべき行動を具体的に伝える
言うこと聞く3

子どもが行動しない理由の一つに、「行動のイメージができない」という場合があります。

たとえば、「片付けをしない」というのは、
「片付けをするイメージが十分にできていない」という可能性があるのです。

これは経験値の問題です。

私たち大人は、今まで片付けを繰り返ししてきているので、
何かを片付ける時、

・どういう状態になれば完了なのか?
・具体的にどのように進めるのか?
・どのくらいの時間がかかるのか?
・どのくらいの労力がかかるのか?

ということが、イメージできます。

ですが子どもは、経験が乏しいので、まだそのイメージができない場合があります。

ですので親御さんは、具体的な行動を伝えてあげましょう。

片付けの場合であれば、片付けの完成図を写真に撮って見せてあげても良いと思います。

・何を、どこにしまえば良いのか?
・どうやって運ぶのか?

具体的に教えてあげます。

最初の方は、親御さんが一緒にやって見本を見せてあげるのも良いと思います。

このように、小さな子どもは、まだまだ「完了するイメージ」が十分にできませんので、
それができるようになるまで、具体的に教えてあげると良いでしょう。

2.開始の部分をサポートしてあげる
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行動というのは、開始する時に大きなエネルギーを使います。

私たち大人でもそうですよね。
「腰が重い」という表現があるように、特に、ちょっと嫌なことをする時は、なかなか最初の一歩が出ないのです。

でも、最初の一歩を踏み出してしまえば、その後は意外にスイスイ行くこともあります。
ですので、この「開始の部分」を親御さんがサポートしてあげると良いでしょう。

子どもの勉強においては、このパターンがよく当てはまります。
「わが子がなかなか勉強を開始してくれない」という状況の時は、
まずは「勉強の開始」をサポートします。

たとえば、今日やる問題集のページを開いておき、ペンも机の上にセットしておきます。
あとはお子さまが椅子に座れば、勉強が開始できる状態になっています。

上田先生も当時、勉強の開始のサポートをよくやっていたそうです。

上田先生が最初に準備しておき、

「さー!もうさっとやっちゃおう!」
「すぐに終わったら楽しい遊びができるよ!」

という感じの明るい声がけをして、お子さまたちが、
気軽に最初の一歩を踏み出せるような環境を作ってあげていたのです。

3.事前に思い出させる声がけをする
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そして3つ目は、「事前に思い出させる声がけをする」

つまり、「リマインダー」です。

たとえば、「今日の○時から勉強をする」という計画を立てていても、
○時になってもお子さまが勉強しない時があります。

これは実は、お子さまが忘れている場合もあるのです。

小さな子どもにとっては、勉強よりも遊びに夢中になることが多く、
勉強が頭の中から抜けてしまうことがあります。

お子さまにとっては悪気がないので、親が責めても仕方がないことです。

ですので、そうならないためにも、○時の勉強開始になる前に、

「今日は○時からなんの勉強するんだった?」
「今日は○時から勉強だから、遊びは何時から何時までにしようか?」

というように、それとなく、

・○時から勉強がある

ということを、お子さまに認識させます。

そうすれば、お子さまの頭の中にも、やるべき勉強が残りやすくなり、
予定の時間になったら、行動しやすくなっています。

「子どもは親の言うことを聞かない」の認識から始める
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今回は、「子どもがなかなか言うことを聞いてくれない時、親はどうすれば良いのか?」
というテーマでお伝えしました。

まず大切なことは、「そもそも子どもは親の言うことを聞かない」と認識することです。
あなたのお子さまだけでなく、多くの小さな子どもは、なかなか親の言うことを聞いてくれないものです。

このことを踏まえた上で、では、どうすれば行動するようになるのか?

こちらの3つが、行動のスイッチになります。

1.やるべき行動を具体的に伝える
2.開始の部分をサポートしてあげる
3.事前に思い出させる声がけをする

ぜひ、実践してみてください。

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