子供のコミュニケーション能力を高める方法

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子供のコミュニケーション能力を高めるために親がすべきこと

コミュニケーション能力

幼児教室ひまわりでは、私が灘中学、阪大医学部を卒業した経験をもとに、子供を医者にするための教育法を指導しています。

私の教室に通われている親御さんの中で最近増えてきた課題として、「子供のコミュニケーション能力を高めるためにはどうすれば良いか?」というテーマが挙げられます。

そこで今回の記事では、「子供のコミュニケーション能力を高めるために親がすべきこと」というお話をしたいと思います。

先日もこのような相談がありました。

「息子のコミュニケーション能力が不安です。」
「息子は口数が少ない方です。」
「習い事でもあまり友達と話しません。」
「塾でわからないことがあっても、先生に質問しないのです。」

これらは、同じ方から頂いた相談内容です。

今回の親御さんがおっしゃるには、お子さんが、

・口数が少ない
・あまり喋らない
・質問をしない
・内気な性格

という状況なので、「コミュニケーション能力が不安」と悩んでいます。

ですが、このようなお子さんを、「=コミュニケーション能力が低い」と捉えないようにしましょう。

なぜかというと、これらの状況はそれぞれに細かく異なる原因があるからです。

・なぜ、口数が少ないのか?
・なぜ、あまり喋らないのか?
・なぜ、質問をしないのか?
・なぜ、内気な性格なのか?

このように、きちんと一つずつ向き合って原因を見つけなければいけません。

それを大きく、「コミュニケーション能力」という捉え方をしてしまうと、本当の原因もわからず、具体的な解決策も見出せなくなるのです。

そもそも、「コミュニケーション能力」というのは、非常に曖昧な言葉です。
そのため、コミュニケーション能力とは何か?という点からお話しましょう。


本当のコミュニケーション能力

「コミュニケーション能力」は、一般的には次のように言われています。

----------------------------------
社会生活において、
他者と円滑に意思の疎通が行える能力
----------------------------------

ポイントは、「意思の疎通」です。

先ほどの親御さんのお子さんの悩みを見てみましょう。

・口数が少ない
・あまり喋らない
・質問をしない
・内気な性格

このように、口数や内気な性格などは、コミュニケーション能力には直接の関係はないのです。

極端に言えば、

・口数が少なくても
・あまり喋らなくても
・質問をしなくても
・内気な性格でも

意思の疎通ができていれば、「コミュニケーション能力」としては問題ないのです。
口数が少ないことも内気な性格も、子供の「個性」として、まずは認めてあげるようにしましょう。

この性格が「悪い」と判断し、他の子達と「比較」し、それを「治そう」とすると、知らず知らずにお子さんを苦しめることになります。

もちろん親として、子供が内気な性格で喋らないという状態であれば、不安になるかもしれません。

ですが、だからと言ってその解決策が、「コミュニケーション能力を高める」ということには繋がらないということです。

このように考えていると、

・なぜ、口数が少ないのか?
・なぜ、あまり喋らないのか?
・なぜ、質問をしないのか?
・なぜ、内気な性格なのか?

という本当の原因(子供の痛み)に気づかず、的外れな対応をしてしまうのです。
その結果、子供をさらに苦しめることになるでしょう。

もともと「コミュニケーション能力」というのは、とても曖昧な言葉です。

就職活動などの自己PRで「コミュニケーション能力が強みです」と言うのは、”NG”とされています。
抽象的で漠然とした言葉なので、採用担当も、良し悪しの判断がつけられないからです。

そのため近年では、職務経歴書でコミュニケーション能力という言葉を見つけたら、採用担当に「ネガティブ」に受け取られるのは間違いないでしょう。

それくらい「コミュニケーション能力」という言葉は曖昧なので、この言葉だけに惑わされないようにしましょう。

ただ、

----------------------------------
社会生活において、
他者と円滑に意思の疎通が行える能力
----------------------------------

として、「大切な能力」であることは事実です。

そのため、コミュニケーション能力について改めて「定義」をして、その能力を子供に身につけさせるようにしていきましょう。

そこで今回は、コミュニケーション能力における、私の「定義」をお伝えします。


コミュニケーション能力の定義

コミュニケーション能力というものを、私は次の2つに定義しています。

・相手の伝えたいことを理解する能力
・自分の考えを相手にきちんと伝える能力

先ほどもお伝えしましたが、「明るい」「内気」といった性格部分は、コミュニケーション能力には直接的な関係はありません。

そして、子供が将来大人になり、社会に出た時に、上記の2つが問題なくできていれば、それは十分に「コミュニケーション能力が高い」と評価されるのです。

他者と「意思の疎通」をするためには、

・相手の伝えたいことを理解しなければいけないですし、
・自分の考えを相手にきちんと伝えなければいけないのです。

ではこの2つを高めるためにはどのようにすれば良いか?
一つずつ解説しますね。


----------------------------------
・相手の伝えたいことを理解する
----------------------------------

これは実は、国語の「読解力」にも関係してきます。

国語のテストで出題されるように、「筆者の考えを述べなさい」というものと同じです。
さらには、そのような問題を作成した、「出題者の意図を理解する」というものと同じです。

・相手の伝えたいことを理解する
・国語の読解力を身につける

これらができるようになるためには、「はじめからゴールのイメージをする」という癖付けをさせるのです。

ここで言うゴールとは、「相手の伝えたいことを理解する」ということです。

「相手の伝えたいことを理解する」というゴールをイメージして、意識していれば、会話の中で、その部分に気づくことができます。
逆にそのイメージをしていないと、相手の伝えたいことも見落としてしまうのです。

たとえば、一般的に小説を読んだりするときは、純粋に楽しみながらその作品を読みますよね。
ですが、国語の長文を読むときは、はじめからゴールをイメージしながら読むのです。

そのゴールのイメージとは、「どのような出題がされるのか?」というものです。

国語のテストの長文というのは、楽しむために読むものではありません。
出題の答えを見つけるために読むものです。

そのため、ゴールは問題に答えること。

このゴールがイメージできていれば、長文を読んでいる段階で、筆者の言いたいことが書かれている箇所がわかったり、物語の展開が変わった箇所などもわかるようになってくるのです。

そのため、「はじめからゴールのイメージをする」とうのは、国語のテスト対策の一種ではありますが、

・相手の伝えたいことを理解する

という能力を高めるためにとても大切なことなのです。

ではこれを、国語の読解力としてではなく、実生活で実践するためには、どうすれば良いでしょうか?

それは、普段の会話の中でも、「その人が何を言いたいのか?」ということを子供に確認させるのです。

文法上、日本人の会話はどうしても回りくどくなってしまいます。
そんな中で、話し手の「言いたいこと」や「結論」を理解できているかどうかを、子供に確認してみましょう。

何か物語の読み聞かせをする際でも、終わったあとに、「どう思った?」と全体的な感想を聞いてみたり。

もう一つ踏み込んで、「この物語の作者は、何を伝えたかったんだろう?」と作者の伝えたいことを聞いてみたり。

さらにもう一つ踏み込んで、「本を読んだあとに、作者の伝えたかったことは何か聞くからね」と先に伝えておいたり。

これらのやり取りをしていると、「はじめからゴールのイメージをする」という癖付けができるようになります。

普段の会話の中で、はじめから、「この人は何を言いたいんだろう?」とイメージしながら話を聞くだけで、

・相手の伝えたいことを理解する

ということができるようになります。

これは癖付けをすれば、誰にでもできることですので、小さな子供のうちから
教えることをオススメします。

こうして、

・相手の伝えたいことを理解できたら、

次は、

・自分の考えを相手にきちんと伝える

ようにしましょう。


----------------------------------
・自分の考えを相手にきちんと伝える
----------------------------------

さて、さきほどの

・相手の伝えたいことを理解する

ができるようになると、

次の

・自分の考えを相手にきちんと伝える

も自然とできるようになっています。

先ほどもお伝えしましたが、文法上、日本人の会話はどうしても回りくどくなってしまいます。

でもその中で、相手の伝えたいことを意識しながら、聞いていれば、逆に、どうすれば「相手に伝わりやすくなるか」ということも自然とわかるようになるのです。

わかりにくい説明をされたら、「逆にどうすればわかりやすくなるのか?」ということがわかるようになります。
それは自分が、「聞き手」という立場と「話し手」という立場の、”両方”の視点で”同時”に見ているからです。

だからさきほどの、「はじめからゴールのイメージをする」というのは、とても大切な癖付けなのです。

これだけでも良いのですが、よりお子さんの能力を高めるためには、

・お子さんに質問をして、自分の言葉で答えさせる

というのも、とても効果があります。

親がお子さんに、「範囲が広い内容」の質問をしてみるのです。

たとえば、

「今日の学校どうだった?」
「今日の塾でどんなこと習ったの?」
「友達とどんな遊びしたの?」

という質問です。

このような質問を答えるためには、ある程度長く話さなければいけません。
その際に、「相手に伝わりやすい話し方」をするかどうかを確認するのです。

もちろん、まだ小さな子供に、論文発表のような話し方を求める必要はありません。
ただ、自分が思ったこと、感じたことをきちんと言葉にすることは、後々とても大切になってきます。

そのためにも、まずは親子の会話の、このような機会(回数)を増やし、子供自身が「話すこと」に慣れることが重要です。
親にきちんと伝わったかどうか確認をしたりアドバイスをして、慣れさせていきましょう。

これができると、話すのも上手くなりますし、「話すこと」に抵抗がなくなるため、他人に話しかけやすくもなるのです。


さて、今回の記事では、「子供のコミュニケーション能力を高めるために親がすべきこと」についてお話しました。

まずは大切なことは、「コミュニケーション能力」という曖昧な言葉に惑わせれないこと。
改めて言葉の定義をしましょう。

私が定義するコミュニケーション能力とは、

・相手の伝えたいことを理解する能力
・自分の考えを相手にきちんと伝える能力

この2つです。

この2つができるようになれば、子供の性格に関わらず、コミュニケーション能力を高めることができます。

・相手の伝えたいことを理解するためには?

「この人は何を言いたいんだろう?」とイメージしながら話を聞く癖付けをしましょう。
お子さんに質問をして確認することで、癖付けができます。

・自分の考えを相手にきちんと伝えるためには?

お子さんに範囲の広い質問をして、話をする機会を増やしてあげましょう。

この2つを意識して親子で会話をするだけで、自然とコミュニケーション能力は高まっていくのです。

これらを是非、参考にしてみてください。


こちらのページでは、「子供のコミュニケーション能力を高める方法」「子供のコミュニケーション能力を高めるために親がすべきこと」というテーマについてお話しましたが、幼児教室ひまわりでは、お子さんを医者にするための教育法をメールマガジン(全国対応)を通じてお伝えしています。

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