小学生が勉強のやる気がなくなった方へ

お子さんを医者にするために役立つ情報

小学生の子供のやる気が、突然無くなった・・・

執筆者:熊野貴文(幼児教室ひまわり塾長)

最終更新日 2022年11月16日

幼児教室ひまわりでは、子供を医学部や灘中学に合格させた親が講師となり、子供を医者にしたり、トップレベルの学歴を目指すための早期教育のやり方(主に11歳まで)を指導しています。

また、塾長の私も灘中学、大阪大学医学部を卒業した経験を持っているので、その体験をもとに教育法をアドバイスしています。
(私たちの教室の講師陣はこちらのページでご紹介しています。)

私が灘中学を受験したとき、同じレベルの成績だった同級生が勉強のやる気を無くし、どんどん脱落していきました。
はじめは私のライバルだった子も、色々な出来事をきっかけに挫折し、成績が落ちて行きました。
小学校5年生くらいまでならまだ挽回出来るのですが・・・小学校6年生になると、一度成績が落ちると、挽回するのはなかなか難しいものです。

勉強に疲れた子

ですから、「小学生の子供の勉強をやる気が無くなってしまう・・・」という状況を避けなければなりませんし、勉強をやる気が無くなったとしても、出来るだけ早くやる気を出し、挽回する必要があります。
そこで、このページでは実際に灘中学に合格し、1000人以上の生徒さんを指導してきた私が「小学生の子供のやる気が無くなった時の対処法」についてお話したいと思います。


小学生が勉強のやる気を出す3つの動機とは?
子供がやる気を出す3つの動機

子供のやる気を引き出すために知っておきたいことは、「小学生はなぜ勉強したいと思うのか?」ということです。

その理由は大きく分けて3つあります。

・自分が設定した目標を成し遂げたい
人間には、「目標を達成したい」という強い気持ちがあります。
そして、この気持ちは小さな頃から持ち合わせています。
成功体験を積み、目標を達成する喜びを知った時、目標を達成することを快感と思うようになります。

・友達に負けたくない
進学塾の中では、「誰の成績が上がって、誰が落ちたのか」ということがリアルタイムで分かる仕組みになっています。
また、毎回のテストの順位が公開される仕組みになっています。
ですから、成績が上がると周囲から認められ、逆に成績が下がると周囲からの評価が低くなります。
小学生の頃から、このような厳しい環境の中で、勝負根性を発揮させられますので、「友達に負けたくない」という思いは、小学生にとって勉強のやる気を出す強い動機になります。

・親を喜ばせたい
小学生の子供は純粋です。自分の成績が上がった時、親が喜んでくれることを知っています。
「親に認められたい」「親を喜ばせたい」・・・こんな純粋な気持ちから、子供は頑張り続けます。
小さなころから自分のことを見てくれている親が喜んだり、認めてくれることは子供にとって大きな心のご褒美といえますね。


この3つの動機がエネルギーになり、子供は頑張って勉強します。
ですから、もしあなたの小学生のお子さんが勉強のやる気をなくしてしまったのであれば、この3つの観点から「どんな動機を作ってあげればよいのかな?」と考えてあげることが重要だといえます。


お子さんのやる気を出すために、こんな点に注意を!

お子さんは親に認められることが非常に大きな動機になります。
ですから、お子さんのやる気を出すために、もう一度お子さんと一緒に、目標を立ててみましょう!

また、親がお子さんのサポーターとして側で見ていることを伝えてあげるのも有効です。
たとえば成績が下がった時には、「絶対に大丈夫!今度はがんばろうね!」と励ましてあげたり、「お母さんは、絶対に○○○ちゃんの味方だからね」とお子さんに寄り添ってあげることが大切です。

子供をはげます

お子さんの状況をしっかりと理解し、こんな言葉をかけてあげることができれば、
きっとお子さんは、もう一度頑張ってくれるはずです。


これに対してやってはいけないことは、「もっと頑張りなさい」と、お子さんを怒ることです。
私が小学校6年生のとき、一時的に燃え尽き、勉強をやる気が落ちてしまったことがありました。
その時、私の父親が、「受験までもう少しだから、頑張れ。男だろ」と言ったのですが、これに対して幼い私は憤りを感じました。

「こんなに頑張っているのに、これ以上、どう頑張れっていうんだよ!お父さんが、灘中学を受験したわけじゃないんだから、何も分からないでしょ。」と父親に怒ったのを覚えています。
子供の心はデリケートですから、ある程度まで頑張り抜いてきた子供の場合は、怒ることすら逆効果になってきます。

子供を叱りつける

またお子さんがケアレスミスをしてしまったときに怒るのも、子供のやる気をなくしてしまうので避けておく方がよいでしょう。
お子さん自身もケアレスミスをしたいと思っているわけではないので、怒られたところで何も対策することはできません。
ケアレスミスのことを指摘するのなら、「どうしたらケアレスミスを防ぐことができるのか?」ということを一緒に提案してあげる必要があると思います。


また、中学受験の勉強はとても過酷で、プレッシャーもあります。
そんななかでお子さんは、日々全力で戦っているのです。

そういうお子さんの成績が下がったときに唯一頼れるのは親御さんの存在です。
どんなピンチに立たされた時でも、安心できる空間を作ってあげることが重要だと言えます。

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