医者になるまでの費用(学費)・・・いくらかかる?

お子さんを医者にするために役立つ情報

医者になるまでの学費・・・一体いくら必要?

執筆者:熊野貴文(幼児教室ひまわり塾長)

最終更新日 2022年10月02日

医者になるための学費

子供を医者にしたくても、その費用(教育費)がわからなければ不安なものです。
ですから、「医者になるまでには、どのくらいの学費がかかるのか?」ということについて、あらかじめ知っておきたいものです。

私の場合は灘中学、灘高校、大阪大学医学部を卒業しましたが、トータルの学費はおそらく1000万円くらいかけてもらった思います。
(中学、高校で600万円、大学で400万円)

一般的には、医者になるための教育費はどのくらいなのでしょうか?

医者になるための費用は、大学の医学部に通う場合と、医大に通う場合で大きく異なります。
まず教育費が高額な方の、「医大に通う場合」についてお話しましょう。


医大というのは、「○○○医大」などの医学専門の私立の大学です。
医大は大学の医学部と比較して、その難易度は低い傾向にあります。

通常、医師を1人教育するためには、5000万円の費用が必要であるといわれています。
医大に通う場合は、「この費用(5000万円)+寄付金」などが必要であると考えてください。
おそらく子供さん1人を、医大に6年間通わせるのに、7000万円~1億円の費用がかかります。
表向きはこのような金額は書かれていませんが、寄付金などを断るのは実質上不可能に近いです。
ですから、よほど経済的に恵まれた家庭でないと、子供を医大に通わせてあげるのは難しいでしょう。

お子さんを後継ぎにしたい開業医の先生のお子さんや、経営者のご子息などが医大に通っています。


これと比較して、「大学の医学部に通わせる」というパターンについてご紹介します。
大学の医学部と言うのは、「○○○大学医学部」という形で、総合大学の1つの学部として運営されている組織です。
このパターンであれば、比較的安く医者になることができます。

医者になるための教育費は国が補助金として負担してくれますので、他の学部と授業料は同じです。
私が卒業した大阪大学の医学部の場合は、「年間50万円の授業料を6年間」が実際に支払った金額です。
これ以外に入学金が20万円ほど、医学書の実費が50万円ほどかかったと思います。
高く見積もっても、大学時代に親が払ってくれた教育費はトータルで400万円くらいだと思います。
これは他の子供とあまり変わらないと言えるでしょう。


医大に進むのと、大学の医学部に進むのでは、その教育費に天と地ほどの開きがあります。
そのため、大学の医学部の方が圧倒的に難しいという状況になっています。
私はサラリーマンの家庭の出身なので、「大学の医学部に入る」という道以外選択肢は無かったのが現状です。


子供が小学校のときには、それなりの教育費も必要

ただし、大学の医学部の難易度は非常に高いです。
実際、私が卒業した大阪大学医学部は東大の工学部や理学部よりもずいぶんと偏差値が高いです。

ですから、大学の医学部に合格するためには、進学校へ中学受験をして、小さな頃から勉強の世界に飛び込ませることが必須といえます。

そのためには、進学塾に通う必要がありますが、その授業料がかなり高いです。
私の場合は浜学園という進学塾に通っていたのですが、

小学校4年生:月4万円
小学校5年生:月6万円
小学校6年生:月10万円


程度の授業料が必要だった記憶があります。

もちろん、医大に通うための費用と比較すると総額はずいぶん安いですが、
このような塾の費用に関してもあらかじめ知っておかないと、予想外の出費に戸惑うことになってしまいます。

以上、医者になるまでの費用についてお話させていただきましたが、一般家庭の場合は、大学の医学部に合格しないと、医者になるのは難しいです。
ですから、費用面に関しても理解し、お子さんが幼少時代の期間からしっかりと準備をしておく必要があります。

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