中学受験の世界を疑似体験しよう

幼児教室ひまわりでは、子供を医学部や灘中学に合格させた親が講師となり、子供を医者にしたり、トップレベルの学歴を目指すための早期教育のやり方(主に11歳まで)を指導しています。
また、塾長の私も灘中学、大阪大学医学部を卒業した経験を持っているので、その体験をもとに教育法をアドバイスしています。
(私たちの教室の講師陣はこちらのページでご紹介しています。)
前回の記事のなかでは、「中学受験をすることの弊害」についてお話しました。
「小さな頃から詰め込み過ぎると、何か問題が起こるのではないか」という、漠然とした浅はかなことではなく、私が灘中学に進学した実体験に基づいた深い部分をお伝えさせていただきました。
とても大切な部分ですから、まだお読みになられていない方は、ぜひ抑えておいてくださいね。
それではこのページでは、前回の続きとして、「中学受験をするメリット」という部分についてお話します。
お子さんの年齢に関係なく、これから中学受験を目指される方には役に立つ内容になっています。
それでは始めていきましょう。
勉強の世界に大器晩成は少ない
これから子供を医者にしたい方にぜひお伝えしたいことは、「勉強の世界に大器晩成は少ない」という事実です。
大器晩成という言葉。
「大きなことを成し遂げる人間は、結果を出すまでに時間がかかる」
という意味で使われますが・・・
私の経験上、これは勉強の世界にはあまり当てはまらないと思います。
もちろん、成績が悪かった子が、大学入試で挽回するというケースもあるかもしれません。
「元ヤンキーだった私が早稲田大学に合格しました」
という本なども出ていますね。
でも、早稲田は合格できても東大や京大、医学部はまず無理です。
これらのレベルを突破するには、小さな頃からの積み重ねが必要です。
「中学校まで不良だったのに、医学部に入りました」という話は聞いたことがないですし、あったとしてもごく稀なのです。
実際に灘中学のトップ10人は、中学校2年生から入試直前までほとんどメンバーが変わりません。また、灘中学に合格した生徒の大半が東大か京大、医学部に入学します。
こんな状況を見ると、勉強の世界では「小さな頃から勉強ができる子は、大学入試でも実力を発揮する」というのが現実だと思います。
ですから、子供を医者にするためには「大器晩成」なんて悠長なことは言ってられないのが現実です。
これは普通に考えてみれば容易に想像できると思います。
たとえばゴルフを例にすると、
・3歳からゴルフをしている子
・中学生からゴルフを始めた子
こんな2人を比較すると、明らかに前者の方が有利ですよね。
スポーツも勉強も同じです。
早い段階から取り組んでいる方が、はるかに有利なんですね。
あなたにやって頂きたいこと
さて、勉強の世界の厳しい現実をあなたに伝えてきました。
こんな状況を肌で感じて頂くため、やってみて欲しいことがあります。
それは、あなたのお子さんが目指す中学校の入試問題の過去問を、本屋さんで購入するということです。
灘中学や開成中学、桜蔭中学校など・・・できるだけ難関校の入試問題を購入するようにしてください。
・本屋さんで立ち読みをする
・インターネットで見てみる
など、こんな中途半端はいけません。
本屋さんで購入してみて、あなたが実際にその問題を解いてみるようにしてください。
このワークを実践することで、あなたの意識が大きく変わります。
おそらく、あなたに2つの良い変化が起こることでしょう。
1つめの良い変化は、このメールの冒頭でお伝えした「勉強の世界に大器晩成はない」ということを本当の意味で認識していただけると思います。
たとえば灘中学の入試問題は、大人でも2割くらいしか解けません。
おそらくその問題を見たあなたは、「こんな問題を解く小学生が、世の中にいるのだろうか・・・」と驚かれると思います。
そんなレベルの小学生に、勝てる気がしなくなると思います。
これが、中学受験の本当の意味を疑似体験することにつながります。
おそらく、あなたのお子さんを早く勉強させないといけないというお気持ちになられるでしょう。
2つめの良い変化は、「あなたのお子さんが将来、どんなレベルを目指すべきか」ということが見えることです。
物事を成し遂げるためには、そのゴールを知ることが大切です。
ですからあなたのお子さんを、難関中学に合格させるためには、それがどんなレベルなのかをあなたが体感する必要があります。
そこから逆算をして、今の教育を見直せば良いのです。
中学受験をする最大のメリット
ここまで読まれたあなたは、中学受験の最大のメリットをよく理解して下さったと思います。
この記事でお伝えしたかったのは「中学受験をすることで、圧倒的な実力差を付けられる」という点です。
これは言われれば当然のことですが、しっかりと認識しておくことが本当に大切なのです。
中学受験をしている子と、そうでない子の実力差は大きいです。
簡単には逆転できないくらい、差がついてしまっています。
中学受験をするメリットはまだまだたくさんありますが、まずはこのポイントについてしっかりと抑えておいてください。
次回以降の記事では、中学受験をするメリットについて、また別の角度からお伝えしていきます。
NEXT
「中学受験は親子で勉強できる最後の機会」
こちらのページでは中学受験の最大のメリットと、それをあなたが体感する方法についてご紹介させていただきました。
これから中学受験を考えておられる方は、お子さんの将来の教育のために参考にしてみてください。
また、幼児教室ひまわりでは、賢い頭脳を培い、お子さんを医者にするための教育法をメールマガジン(全国対応)を通じてお伝えしています。
もっと深く学びたいという方は、ぜひ私たちのメールマガジンにご登録ください。
私たちの教室の講師が子供を医者にしたり、灘中学に合格させた経験、そして実際に私が灘中学、大阪大学医学部を卒業した体験をもとにアドバイスしています。
子供の脳を鍛える具体的な方法や子供の成績をアップさせる勉強法や、本番に強く折れない心の育て方、子供の能力を引き出す親の教育法など、私たちの体験に基づく濃い情報を配信しています。
メールマガジンの購読は無料ですので、興味のある方は以下よりお気軽にご登録ください。

この記事を読まれた方にオススメのコラム
字を綺麗に書くことと、早く書くこと。中学受験で必要なのはどちらのスキル?
中学受験を乗り切るための適切な睡眠時間について。また夜型、朝型のどちらが強いのか?
小さな頃から詰め込んで勉強させることで、弊害は発生しないのでしょうか。
子供の集中力を高めるのは簡単です。まずは、なぜ集中できないのかを知りましょう!
中学以降になったら、もう親子で勉強できないのです。なぜなら・・・


サイト内ナビゲーション

