読解力をつけるための小学校高学年の勉強法

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読解力をつけるための小学校高学年の勉強法

執筆者:熊野貴文(幼児教室ひまわり塾長)

最終更新日 2021年10月05日

「読解力をつけるための小学校高学年の勉強法」について、灘中学に合格し、大阪大学医学部に合格した私が実践していた勉強法をご紹介します。

国語で高得点を取るための読解力
読解力高学年1

「読解力=国語力(国語の成績)」というイメージを持たれるかもしれませんが、
実際には、国語だけでなく、すべての科目に関係してくる能力です。

授業は日本語で説明され、教科書や問題集は日本語で書かれています。
つまり、日本語で書かれている内容を素早く理解することができれば、
全ての科目の理解度が高くなり、効率よく勉強を進めることができるのです。

ですので、幼児期からでも、お子さまの読解力を高めることを意識しておくと良いでしょう。

そして、お子さまが小学校に入学し、中学受験を目指す場合の小学校高学年くらいになると、
さらに高いレベルの読解力を身につけなければいけません。

この段階はまさに、「国語で高得点を取るための読解力」が必要になります。

そこでこちらのページでは、「読解力をつけるには小学校高学年でどのような勉強をすれば良いか?」を、詳しくお伝えしたいと思います。

お子さまが小学校高学年の場合は、ぜひ参考になさってください。

まだお子さまが小学校高学年でなくても、

・将来、このような能力が必要になる
・そのために、今からできることは何だろう?

と、考えるきっかけやヒントになると思いますので、ぜひ、最後までお読みください。

読解力を高めるために、小学校高学年の時に行う勉強のコツとは?
読解力高学年2

それではまずは、小学校高学年の時に行う、
「読解力を高めるための勉強のコツ」についてお伝えします。

それは、
「文章を100%理解しようとせず、文章の“型”を把握できるようにトレーニングする」
ということです。

中学受験の勉強が本格的になる小学校高学年ごろからは、
国語の問題もとても難しくなってきます。

「国語の問題が難しい」というのは、長文読解問題の、

・長文が長い
・長文の内容が理解しにくい

ということです。

とても長い文章を、制限時間内に読み、設問に答えていかなければいけないのです。

となると、長い文章の内容を「100%理解すること」よりも、「設問に答えること」が重要になります。

確かに、「文章の内容を100%理解できれば、設問にも答えることができる」と言えるかもしれません。

ただ、テストの制限時間内に、文章を100%理解することはとても難しいのです。
小学校高学年の国語の長文には、小学生ではまだ馴染みが浅いテーマが扱われたり、
見たことがない単語や表現も頻繁に使われたりします。

ですので、問題の文章を100%理解することはとても難しいのです。

ですが、それらを100%理解できなくても、設問に答えることはできます。
なぜなら、日本語の文章には「型」があり、国語の設問は、その「型」に沿って問われるからです。

長文の「型」さえ把握できれば、100%文章が理解できなくても、設問に答えることができるのです。

たとえば、「型」についての簡単な例を挙げますと…

・AはBになった(結論)
・なぜならCだから(理由)

というような文章構成があります。

そしてテストの設問では、「Bになった理由を述べよ」という問いになっています。

「型」が把握できていれば、長文内に「理由は〜」という表現がなくても、
「なぜなら〜」という表現のあとに理由が書かれていることが理解できます。

しかも長文を読んでいる最中に、

・AはBになった→(ここで結論が出たな)→(このあと理由が出てきそうだな)



・なぜならCだったから→(やっぱり理由が出てきた!)

というような読み方ができるのです。

この時、Aという言葉もBという言葉も、初めて見る単語の場合があります。
でも、ここで「結論」が述べられていることが理解できれば、
その次に、理由が書かれるという予想ができます。

たとえその箇所のCという言葉が初めて見る単語だったとしても、
「C=理由」ということがわかるのです。

このように、文章の「型」を把握していれば、設問に答えることができます。

今回はわかりやすく解説するために簡単な例を挙げましたが、
実際の国語の問題も、そこまで複雑なことは問われていません。

長文の「型」自体は難しくなく、小学生でも十分理解することができるのです。
ですので、この型を把握するためのトレーニングが必要になってきます。

それが、小学校高学年の時に行う、「読解力を高めるための勉強」となります。

では具体的に、どのようなトレーニングをすれば良いか?

長文の「型」を把握するための効果的なトレーニング方法

長文の「型」を把握するための効果的なトレーニング方法として、私がおすすめするのは、こちらの2つです。

1.演習問題を数多くこなす
2.文章の要約をする

1.演習問題を数多くこなす
読解力高学年3

やはりまずは、演習問題を数多くこなすことがとても重要です。
これは当たり前なのですが、“目的意識”を忘れないことが重要です。

国語の演習問題をこなす際には、
「文章を100%理解しようとせず、文章の“型”を把握できるようにトレーニングする」
という目的意識を忘れないようにします。

演習問題の文章を100%理解しようと取り組むと、とても時間がかかってしまいます。
すると、取り組む演習問題の量が減ってしまいます。

ですので、あくまでも目的は、「文章の型を把握すること」。
このことは忘れないようにします。

まず、演習問題を取り組む時は、必ず制限時間を設定します。

「限られた時間の中で解かなければいけない」という意識があれば、

・文章を100%理解しなくても良い
・設問に答えるための読み方をする

という思考回路になります。

そして、演習問題の長文を読む際には、
「今、何が述べられているのか?結論なのか?理由なのか?事例なのか?」
述べられている内容の種類をイメージしながら読んでいきます。

問題を解き、最後に答え合わせをする時には、
「設問で問われていることが、長文のどこに書かれているのか?」
ということを必ず確認します。

このように演習問題を繰り返しこなしていくと、
長文と設問の組み合わせのパターンを掴むことができ、
文章の「型」を理解できるようになります。

2.文章の要約をする
読解力高学年4

そしてもう一つおすすめなのが、文章の要約をすることです。
これは私が小学校高学年のときに、よく実践していた勉強法です。


私の場合は、朝日新聞のコラム「天声人語」を要約していました。
小学生には難しい内容もありますが、文章の型を理解するにはとても良いです。

要約をする際には、まず、文章全体を通しての、

・もっとも言いたいこと(結論)

を把握します。

要約をするということは、この結論を素早く把握し、
その結論を相手に理解してもらうために、
結論に至った経緯や、結論の信ぴょう性などの“材料”を付け加えていきます。

これは、パズルのような感覚です。

文章の中から必要なピースを探し、それを当ては待ていく作業が、「要約」なのです。

ですので、要約をすることで、自然と文章の型を把握することができます。

要約とは、

・自分が「書く側」になる
・「相手に伝える側」になる

ということですので、「相手に伝わりやすい文章の型」を自然と身につけることができます。

「書く側」の気持ちがわかるようになりますので、
国語のテストで長文を読む時は、「書く側」の視点でも読むことができ、
設問にも答えやすくなります。

文章の“型”を把握するためのトレーニング
読解力高学年5

以上、こちらのページでは、
「読解力をつけるには小学校高学年でどのような勉強をすれば良いか?」
というテーマでお伝えしました。

小学校高学年の時に行う、「読解力を高めるための勉強のコツ」としては、
「文章を100%理解しようとせず、文章の“型”を把握できるようにトレーニングする」
ということです。

この意識をもとに、

・演習問題を数多くこなす
・要約をする

ということを実践すると、
「国語で高得点を取るための読解力」が身につくようになります。

ぜひ、実践してみてください。

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