関西の中学受験専用の進学塾選び
執筆者:熊野貴文(幼児教室ひまわり塾長)
最終更新日 2022年10月02日
関西には最難関の中学が多数あり、合格を目指すための進学塾も数多くあります。
そこでこちらのページでは、中学受験で灘中学に合格した私が、関西の中学受験専用の進学塾の特徴を解説いたします。
![関西塾1](../../uploads/img617e48fd3820e.jpg)
幼児教室ひまわりの所在地は大阪で、講師も関西在住の方が多いです。
そのため、講師のお子さまたちも関西の名門校出身です。
ひまわりはオンライン講座があり、全国にお住まいの方が受講されていますが、
その中でも、「関西の中学受験事情」について質問を受けることが多いです。
関西の中学受験を考えていて、
かつ、関西の難関中学を目指している場合は、進学塾選びがとても重要になります。
そこでこちらのページでは、「関西の中学受験の進学塾選び」について解説いたします。
お子さまの性格や志望校に合わせて、どの進学塾を選べば良いか?
今回の記事の内容を参考にしていただけたらと思います。
それでは行きましょう。
関西の4つの大手進学塾
![関西塾9](../../uploads/img61b05590efca4.jpg)
関西にはトップレベルの難関中学が数多くあるため、
それらに合格するための大手進学塾もたくさんあります。
ただ、これらの進学塾は、どこも合格者数の実績は素晴らしいので、
実際に選択する状況になった時は、迷ってしまうと思います。
そこで今回は、
・浜学園
・希学園
・関西日能研
・馬渕教室
こちらの4校についての特徴をご紹介いたします。
浜学園
![関西塾3hama](../../uploads/img617e4921aefa5.jpg)
浜学園は、創業から60年以上の歴史をもつ、関西では老舗の進学塾です。
灘中学を第一志望に考える場合は、まず最初の選択肢に入ると思います。
灘中学への2021年度の合格者数トップは、浜学園の96人でした。
浜学園の灘中合格者数トップは、これで17年連続となっています。
灘中学出身の私も、浜学園に通っていました。
浜学園は、「復習中心の塾」と言えます。
浜学園には「復習テスト」というものがあり、
復習テスト
↓
授業
↓
自宅学習
↓
次の復習テスト
というサイクルで、学習の定着を図るシステムが確立されています。
そして、毎月1回の公開テストを実施し、
現状の学力の確認をし、かつ、本番のテスト慣れをしていける環境が整っています。
復習中心の塾ですので、自宅学習の量が膨大になります。
これをきちんとこなし、かつ、わからなかったら塾講師の方に質問をする。
ということを繰り返すことで、トップレベルの学力を身につけることができます。
【参考情報】浜学園公式ホームページ
希学園
![関西塾3no](../../uploads/img617e4936a53cf.jpg)
希学園では、子どもに寄り添い、サポートする、
「チューター制」(一人の子に一人の担当者)が導入されています。
こちらの制度によって、6年生を対象に、
学習面の管理や進路相談などより手厚い指導を受けることができます。
「子どもを卒塾まで見守ってくれる」という体制があるので、
集団授業は少し不安というお子さまにもおすすめです。
6年生になると、志望校別の特訓コースがあり、
志望校の難易度によってコースが細かく分けられます。
こちらのコースは、
「大手進学塾の中で、これほど志望校に合わせて細かく分かれた対策コースをやっている塾は他にない」
と言われるほどです。
【参考情報】希学園公式ホームページ
関西日能研
![関西塾3niti](../../uploads/img617e49495e611.jpg)
日能研はもともと、関東を拠点とした日本最大の中学受験専門塾です。
関東の日能研が関西進出し、「関西日能研」を立ち上げ、
現在は関西独自のカリキュラムが組まれています。
そんな関西日能研には、「灘特進コース」というものがあり、
文字通り灘中学合格を目指すための特別コースです。
日能研は本来、基礎から徐々に学力を伸ばしていく学習スタイルなのですが、
灘特進コースでは大量の宿題が出され、
その宿題をきちんとこなした者が、灘中学に合格できるくらいの学力をつけていくことになります。
もちろん、日能研は日本最大の進学塾ですので、
もともとの「本科コース」も優れたカリキュラムになっています。
総合的に見て、信頼できる進学塾と言えるでしょう。
【参考情報】日能研公式ホームページ
馬渕教室
![関西塾3mabu](../../uploads/img617e4969b38a3.jpg)
馬渕教室は近年、灘中、東大寺学園中、洛南高付属中など、
関西の難関校の合格実績を増やしてきています。
授業用・家庭学習用のドリル教材、暗記用教材など、
学習目的に合わせたオリジナル教材を豊富に用意しています。
そして、受験の傾向に合わせて、頻繁に教材を改訂しています。
また、「保護者との接点が多い」ということも特徴に挙げられます。
保護者会は年に3回、個別面談も最低でも年に3回実施することになっています。
各家庭と連絡を多く取る塾ですので、親御さんはわが子の学習状況を把握しやすい環境と言えます。
【参考情報】馬渕教室公式ホームページ
5、6年生の時に集中できる環境づくり
![関西塾4](../../uploads/img617e4979b3fdc.jpg)
以上、こちらのページでは、「関西の中学受験の進学塾選び」ということで、
・浜学園
・希学園
・関西日能研
・馬渕教室
4つの大手進学塾の特徴を解説しました。
大手進学塾には、それぞれに特徴があります。
お子さまの性格や志望校に合った塾選びができるようにしましょう。
小学校5年生や6年生になると、
本当の意味ので、「本格的な中学受験の勉強」が始まっていきます。
演習問題や模試を繰り返し、望校に合わせた過去問に取り組んだりしていきます。
そこから逆算して考えると、小学校3年生や4年生の頃には、
ある程度、進学塾の環境に慣れておくのが良いと言えます。
・3、4年生の段階で、進学塾の環境に慣れ、
・5、6年生の段階で、本格的に集中できるようにする。
というイメージを持ち、進学塾を選んでいただけたらと思います。
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