積み木は、知育に本当に必要か?

お子さんを医者にするために役立つ情報

積み木って、知育に本当に必要ですか?

知育積み木

幼児教室ひまわりでは、私が灘中学、大阪大学医学部を卒業した経験をもとに、子供を医者にする教育法をアドバイスしています。

そんな私の教室に来てくださっている方は、本当に熱心な方が多いです。
そのため、幼児教育について学ばれ、細かい情報も入手しておられます。

でも、今の世の中ではいろんな情報が出回っています。
調べれば調べるほど混乱していく場合もあります。

そして、特にいろんな情報が出回っているのが、「積み木の使い方や選び方」についてです。

そこで今回の記事では、「積み木は知育に本当に必要なのか?」ということについて触れていきましょう。


まずは私が指導させていただいている、Kさんのご質問をご紹介いたします。
Kさんは、4歳のお子さんをお持ちのお母さまで、とても教育熱心な方です。


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■ Kさんからのご質問
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こんにちは、熊野先生。

一つ、お聞きしたいのですが、子供とのお遊びのなかで積み木は本当に必要なんでしょうか?
また、知育のために積み木で遊ばせるのは必ず必要なのでしょうか?

積み木で遊ばせることで創造力を培うと言いますし、立体を学ばせるのにも役立ちます。

それはよく分かっています。

でも子供が積み木に興味を示さず、どう取り組ませて良いか分かりません。

また、これがさらに問題なのですが・・・は私自身が積み木で遊ぶことを面白いと感じられません。

積み木を高く積み上げたり、消防車に見立てたりして遊んだりなど、そういうことをしようと思っても私のテンションが上がりません。

こんな場合でも、無理に自分のことを奮い立たせてがんばるべきでしょうか?



こんなご質問をいただきました。

Kさんはとても真面目な方なので、「積み木をとおして子供と上手に遊んであげられない」ということに、罪悪感を持たれ、本当に深く悩まれていました。


実際、幼児教育の本やセミナーなどでは、

・積み木を使うことで知育につながる
・積み木で創造力が培われる
・指先の運動を通して賢くなる

などなど、「幼児期は知育のために、積極的に積み木で遊びましょう!」という感じの風潮があります。

ですから積み木で遊ばせていない親御さんは、それを聞いて不安になることがあります。

「うちの子は積み木が嫌いなんだけど」
「積み木なんて、置いていないわ」
「どんな積み木を選べば知育に役立つの?」

こういう気持ちになってしまい、焦ってしまうんです。

そこで、積み木に関して、私がKさんのご質問に回答しながらその扱い方をお伝えしていきましょう。


意外に多い親御さんの本音

積み木に関して・・・保護者の方に意外と多いのが、「私自身が積み木で遊んでいても、全然楽しくない。どうやって遊んで良いか分からない」という本音の部分です。

つまり、冒頭でご紹介したKさんの状況です。

そして、こういう気持ちをお持ちの方は、「でも、積み木が子供の脳を育てるから、がんばって積み木で遊ばないと・・・」と、自分を責められ焦っておられます。

そんな保護者の方にたいして私は、

「ご自身が嫌いなのであれば、無理に積み木をしないで良いですよ」

このようなアドバイスをします。

なぜなら、親が楽しんでいないと子供もそれを楽しめないからです。

子供は親のことをずっと見ています。
ですから、親が楽しそうにしていないとその心を見抜いてしまいます。

言葉で演技をしたとしても、声のトーンやリアクションなどで、「お母さん(お父さん)は、実はどこかで冷めているよな…」と気が付いてしまう傾向にあります。

自分が積み木が嫌いなのに、「あなたは積み木で遊びなさい」というわけにはいかないのが現状です。


少し話は変わりますが・・・「親が嫌がっていることを、子供にさせることはできない」ということについて、例を出しましょう。

私は食べ物のうち、鳥のレバーが苦手です。
嫌いで嫌いで仕方がないので、小学校の給食のときにはいつもパンの中に詰め込んで隠して、家に持って帰っていました。

でも私の母親はそのレバーを私に食べさせようとしました。
体に良いという理由からです。

そして、こんなふうに言いました。

「私はレバーはあまり好きじゃないけど、あなたは食べなさい。これはすごく体に良いのよ!」

これを聞いた小学生の私は、「このおばさん、無責任やな。自分が嫌いなものを人に勧めるなよ!」と感じていました。

当然のことながら、全く食べる気にもなりません。


ここでは私のレバーを例に出しましたが、

要するに、「自分が楽しいと思っていないことを子供に勧めるのは難しい」ということを伝えたかったのです。

ですから、積み木が楽しくないのであればそこで無理をしなくてもよいです。
「親御さんが自身が楽しいと思うもの」で一緒に遊べば良いと思います。

粘土や折り紙、あやとり、ボールなど、積み木の代わりになるものはたくさんあると思います。

ただし、この次のパートでご紹介する

・積み木の数を当てるゲーム
・積み木を高く積む競争

については、積み木が嫌いな方でも簡単にできて、しかも知育効果が期待できますのでぜひチャレンジしてみてください。

もちろん、積み木で遊ぶのが好きなら・・・今お伝えしたことは気にせずに、お子さんと一緒にどんどん積み木を楽しんで下さいね。


積み木でどんな能力が培われる?

次に、積み木が好きな人も嫌いな人にも知っておいて欲しいことをお伝えします。

それは、「積み木遊びでどんな能力が培われるか」ということですね。
ここを把握しておくことで、効率的に遊ぶことができます。

これは私の率直な意見ですが、積み木で培われる能力は、

1.空間を認識する能力
2.社会のルール(重心と形)


の2つが大きいと思います。

それぞれ説明していきますね。


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1.空間を認識する能力
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空間を認識する能力というのは、物事を立体的に把握できる力です。

たとえば、

・立方体を横から見るとそれが正方形に見えたり、
・10cmの立方体を8個積むと、それが20cmの立方体になったり、

こんな些細な観察の積み重ねで、物を立体的に捉えられるようになります。

この能力をさらに伸ばすためには、「積み木の数を当てるクイズ」をやってみるのがオススメです。

たとえば、

「3個×3個×3個」

という感じで立方体を積むと全部で27個になりますよね。

でも、子供から見ると、内側の積み木や下側の積み木は見えず、「全部でいくつあるのか」がすぐには分かりません。

また何個かを積んだとしても、必ず下の方に見えない部分があって、外から見ても分からないですよね。

お子さんは、それに気づかず個数を間違える場合があります。

そういう場合に、「ほら、ここに積み木が隠れてるよ」と教えてあげてください。

するとお子さんは、「こんなところに隠れていたんだ。」とそれを目で見て感じることができます。

そういうことを繰り返すうちに、「空間を立体的に把握する」という力をどんどん培えます。
また、クイズ形式で楽しめるので親御さんも意外と楽しく遊べます。


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2.社会のルール(重心と形)
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これはあたり前のことですが、子供は周囲の環境から学んで社会のルールを知っていきます。

ここでいう社会のルールというのは、マナーのようなものではなく、「世界ってどうなっているのか?」という広い範囲でのことを指しています。

たとえば、積み木であれば、

・こうやって積むと崩れないのか
・これが四角形っていうんだね
・斜めの部分に物を積むとすべるんだね
・上に6個も積むと、なぜか崩れるな

などなど、目で見て、触ることで自分が生きている世界のことを学びます。

これは積み木に限らず、何に触れていたとしても、子供はあらゆるものから社会のルールを学んでいきます。

そして、特に積み木で学べるのは、

・物の形状(三角形、四角形、球など)
・重心と重力について

この2つが大きいです。

このうち、親が上手にかかわることで学びが大きくなるのは、「重心と重力について」ということだと思います。

重心について理解できれば、長さという概念も分かりますし、質量を目視することができるので空間認知力も高まっていきます。

ですから、将来の理科や算数の基礎として役に立ってくるんですね。

そこで、あなたにやってほしいのは、「どちらが高く積めるか競争する」というゲームです。

最初は立方体を1列で積むところから始めてみてください。

それが慣れてきたら、

・2列で積む
・直方体の積み木でやってみる

など、いろんなバリエーションでゲームをしてみてください。

積み木を高く積むためには、全体のバランスを意識しながら均等な個数を積んでいく能力が必要です。

「これは釣り合っているかな?」と常に緊張感を持って考えるので、自然と重心と重力の概念が身についていくんですね。


積み木は魔法のおもちゃではない

ここまで、

・積み木でどんな能力が培われるか
・積み木で上手に遊ぶための方法

このあたりをお伝えしましたが、最後にまとめておきましょう。

冒頭でご紹介したKさんのように、

「積み木は知育に結びつくから、がんばって積み木で遊ばないと・・・」

そう思っておられる方は別に無理しなくても良いと思います。

積み木は知育に結びつく「魔法のおもちゃ」ではありませんので、他のもので遊んでいるのを無理に積み木に変える必要もないです。
また、自分が積み木が嫌いなのに無理をするのもお勧めできません。

まずは今回の記事を参考に、積み木でどんな力が培えるのかをしっかりと認識してみてください。

そして、どんな遊び方をすれば、親子共に楽しめるかということを知っておくことが大切です。

要するに、一番大切なのは、

・親子共に楽しめること
・お子さんの脳力アップに結びつく遊び方を効率よく取り入れること

この2つが大切なポイントなんです。

楽しくもないのに、

「なんか積み木が知育に役立つと言われているから、とりあえず積み木で遊べば、賢くなるかもしれない・・・」

こういう中途半端な状態が、一番しんどいですし効率も上がらないといえます。

それでは、今回の記事はこのあたりで終わりたいと思います。
親子のコミュニケーションと知育のために、参考にしてみて下さい。


こちらのページでは、「積み木は知育に関して、どのように役立つのか?」「上手な積み木遊びの方法」というテーマについてお話しましたが、幼児教室ひまわりでは、お子さんを医者にするための教育法をメールマガジン(全国対応)を通じてお伝えしています。

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