幼児期に注目のSTEAM教育とは?

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幼児期に注目のSTEAM教育とは?

執筆者:熊野貴文(幼児教室ひまわり塾長)

最終更新日 2022年07月01日

世界的に注目されている教育法として「STEAM教育」と言うものがあります。

日本においても、STEAM教育の一部であるプログラミング学習が小学校の授業カリキュラムとして取り入れられていますが、幼稚園や保育園などではまだ取り入れられていません。

このSTEAM教育は6歳までに習慣化することが望ましいとされ、海外では幼児期から導入されているケースが多くあります。

実際にこのSTEAM教育に関して一度は名前を耳にし、どんな教育法なのか興味のある方も多いのではないでしょうか?

そこでこちらのページでは、幼児期から導入されるSTEAM教育について、メリットや実践例も合わせて紹介します。

幼児期のお子さんをお持ちの方で、STEAM教育を取り入れてみたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

STEAM教育とは?
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STEAM教育とは、

「Science(科学)」
「Technology(技術)」
「Engineerting(工学)」
「Arts(芸術・教養)」
「Math(数学)」

の頭文字をとって名付けられたもので、これら5つの分野の知識や技術を学びながら、社会的な課題解決に向けて行動できる人材を育成する教育法です。

STEAM教育はアメリカで提唱された教育法で、元々はSTEM教育という科学技術の分野に長けた人材を育成するものでしたが、独創性や発想力も大事であることからアートのAを付け加えられました。

近年では、マイクロソフトのビル・ゲイツやフェイスブックのマーク・ザッカーバーグなどの世界的な大手IT企業の経営者を中心に、このSTEAM教育を取り入れていくべきだという意見が多く上がっています。

STEAM教育が注目される理由
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STEAM教育が注目される理由として、自分で考え課題解決ができる人材が重要とされていることが挙げられます。

現在の社会は、新しいテクノロジーが次々と登場し変化が激しいため、未来予測が難しい社会になりつつあります。
そんな中、従来の「教えられたことを理解して習得する」教育法だけでは、こうした社会の変化に対応するのが難しいでしょう。

そのため、今後は目の前の出来事に対して自分で課題を見つけ、解決方法を模索できる必要があります。

また、近年テクノロジー関連に強い人材の活躍が目覚ましいこともSTEAM教育が注目される理由として挙げられます。
Google、Amazon、Facebook、Appleといった世界的な企業の経営者の多くがテクノロジー分野を学生時代に専攻していました。

世の中で活躍するのに、テクノロジー領域に強いことは大きなアドバンテージとなるため、科学技術や工学の分野を取得できるSTEAM教育はより重要性を増しているのです。

STEAM教育のメリット
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まずは、STEAM教育のメリットについて解説します。

具体的には以下のメリットが挙げられます。

・高度なテクノロジーを活用できる力が身につく
・独創性や発想力が身につく
・周囲と協力して問題に取り組む力が身につく

1つずつ解説していきます。

高度なテクノロジーを活用できる力が身につく

内閣府では「Society 5.0」という未来の社会像を提唱しており、以下のような社会が今後実現されると考えています。

“サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)”

【参考情報】内閣府「Society 5.0」

政府では上記の社会を実現するために、さまざまな取り組みを行っています。
そして、Society 5.0が実現されれば必要となるのは高度なテクノロジーに精通している人材です。

今後、テクノロジーが日常生活のあらゆる場面で今以上に浸透していく中、STEAM教育でテクノロジー領域を学習できることは大きなメリットと言えます。

独創性や発想力が身につく

近年、テクノロジーの中でもAIの発達が顕著であり、人間に代わりあらゆる作業をAIが行ってくれるようになりました。
そして、今後もAIが可能な作業の範囲は拡大していくため、AIにはない独創性や発想力といった価値を生み出せる人材が社会から求められるでしょう。

STEAM教育では、こうしたAIにはない独創性や発想力を身につけることが可能です。

周囲と協力して問題に取り組む力が身につく

3点目が、周囲と協力して問題に取り組む力が身につくことです。

STEAM教育では、自分で課題を見つけ解決方法を導く能力を養えるため、自分ひとりで行動することがメインであると思われがちです。
しかし、自分ひとりでできることは限られており、発見した課題を解決するためには周囲と力を合わせて行動する必要があります。

そのため、STEAM教育に取り組むことで、自然に周囲と協力して目の前の課題に取り組むようになります。
STEAM教育は、社会で必須となる周囲の人間との関係構築にも役立つでしょう。

STEAM教育の実践例
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次に、STEAM教育の実践例について解説します。

STEAM教育は「こういう勉強法をやる」といった具体的なカリキュラムが設定されているわけではありません。
そのため、現在は各教育機関でSTEAM教育の内容にふさわしいカリキュラムを独自に考え、授業などの形式で実施しています。

具体的には以下の実践例を紹介します。

・工作
・自然体験
・知的玩具

1つずつ解説していきます。

工作

工作はSTEAM教育として取り組みやすい内容となっています。
工作では、さまざまな材料を組み合わせてものを作るという工程があります。
これがまさにEngineering(工学)につながるのです。

また、ものをデザインする際にも美術的な要素が必要となるため、Art(芸術・教養)の能力を養えます。
そして、ものを作る際には角度や長さなどの数値にも触れるので、Math(数学)の要素も必要となり、工作は総合的にSTEAM教育として向いていると言えるでしょう。

自然体験

多くの幼稚園や保育園では、自然と触れ合うことを大切にしています。
自然と触れ合うことで、これまで体験しなかったような予想外の出来事に多く遭遇するため、さまざまな疑問が生まれてくるでしょう。
こうした物事に疑問をもつことが好奇心につながり、Science(科学)やTechnology(技術)のスキルが向上する土台を形成できます。

自然体験を通して五感を刺激できるため、感性豊かな人間へと成長できる点も魅力的です。

知的玩具

多くの幼稚園や保育園には積み木やパズル、ブロックなど知的な能力を養う玩具がおいてあります。
こうした知的玩具も子供の好奇心を満たしたり、思考力や創造性を伸ばすのに役立ってくれます。

例えば積み木では、さまざまなパーツを立体的に組み合わせて遊ぶものなので、空間認識能力の向上にも役立ってくれます。
他にも、ウノなどのカードゲームでは、どのようにカードを出せば相手に勝てるかという思考力を向上させることも可能です。

これらの知的玩具では、STEAM教育でも重要とされる思考力や空間認識能力を身につけられるため、おすすめの教育法と言えるでしょう。

科学技術分野に強い人材の育成
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近年テクノロジーの重要性が増す中、科学技術分野に強い人材を育成できるSTEAM教育は世界中から注目されています。

将来的に、子どもの人生を豊かにしていくためにもSTEAM教育は欠かせない教育方法となりつつあります。

STEAM教育に必要な思考力などは幼児期に発達しやすいため、幼児期からSTEAM教育を取り入れて、子どもの成長を支えてあげましょう。

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